意思決定をテーブル化してみる

不明確な意思決定をテーブル化してみよう。


価値のあるノウハウや思考パターンをテーブル化することは、
デシジョンテーブルの得意な分野だと思う。
そこで「不明点の解消」についてざっと考えてみた。


ざっと作ったので、テーブルが規則を完備しているか確認してみよう。
2値の条件が5つだから、完全なテーブルなら
2×2×2×2×2=32規則となるはず。

#1=2(-が1つ)
#2=1
#3=1
#4=2(-が1つ)
#5=2(-が1つ)
#6=4(-が2つ)
#7=8(-が3つ)
#8=8(-が3つ)
合計=28 ...4つ足りない。


Y,Y,N のパターンが漏れていたようだ。
規則を追加。



もう一回、規則数を計算すると
#1=2(-が1つ)
#2=1
#3=1
#9=2(-が1つ)
#10=2(-が1つ)
#4=2(-が1つ)
#5=2(-が1つ)
#6=4(-が2つ)
#7=8(-が3つ)
#8=8(-が3つ)
合計=32 


となりテーブルが完備したことを保証できた。

 既に存在する有形の事象ではなく、形になっていなかった無形の思考を整理すると新たな発見に出会えたり、色んな価値を共有できるかもしれない。


ある書籍にはデシジョンテーブルの説明に、
『価値のあるものをテーブル化する。』
という一文があった。


少し意味がわかった気がする。